投球順序 基本的役割 得点 |
まずリードが2個のストーンを、相手チームのリードと交互に投げます。
リードが投げる時は、セカンドとサードがスウィ−ピングをします。
同じようにセカンドが投げる時はリード・サードがスウィ−ピング、
サードが投げる時はリード・セカンドがスウィ−ピングをします。
スキップはハウスに立って指示をします。
最後にスキップが投げる時はサードがスキップのかわりにハウスに立ち
指示をする。そして、リードとセカンドはスウィ−ピングをします。
各ポジションには、基本的な役割があります。
それぞれの役割をこなすことによって、チームワークが良くなり、勝敗につながります。
リード | 基本的にドローショットが多い。そのため、ウェイトをつかむのが早く、 そして基本的なオープンなテイクアウト(ガードがない)ができること。 スウィ−パーとして、強さと持久力を兼ね備えている必要があります。 |
セカンド | テイクアウトが得意で、必要な強さのウェイトで投げることが出来る。 ダブルテイクアウトやヒットアンドロールといったショットの正確さが 必要とされる。 リードと同様、スウィ−パーとして、強さと持久力を兼ね備えている 必要があります。 |
サード | 普通バイス・スキップの役を勤め、スキップのサポート役である。 そして、フロントエンドとスキップのパイプ役になる。 エンドの最後に相手チームのサードと得点の確認をする。 |
スキップ | 作戦を組み立てる、リーダ的存在。 アイスの状態をいち早く読み、作戦を考えます。 1つの作戦だけを考えるのではなく、ミスショットの時の素早い作戦の 切り替えなどが大事で、考え方の柔軟性が必要とされる。 |
ここではそれぞれの役割を簡単にあげてみましたが、レベルが上がってくると
もっともっとポジションごとの役割が増え、そして重要になってきます。
ハウスがダーツの「的」に似ていることもあって、「中心が何点で・・・」などと
思っている方も多いと思いますが、ちょっと違います。
カーリングの得点はハウスの中心にどちらのチームのストーンが最も近いかで
そのエンドの勝ち負けが決まります。
次に点数の数え方です。
勝ちチームのストーンが、負けチームの一番中心に近いストーンより内側にある
ストーンの数が点数となります。
そして、必ず負けチームは0点になるのです。
ハウスに両チームのストーンがなければ、得点は0-0になります。
1チーム8個のストーンを投げるので、最高で8-0の点数になります。